整容国保に切り替えると、いま支払っている国民健康保険料が下がる可能性があります

2022年02月04日 | Column

今、国民健康保険に加入し、高い保険料を支払っている人は、整容国保に切り替えることでその保険料が安くなる可能性があります。

整容国保とは、大阪府整容国民健康保険組合のことで、大阪で個人経営する美容室サロンだけが加入できる制度です。

市区町村で加入する国民健康保険と同じく、保険証も発行され病院などにかかったときの窓口負担や保険内容は、ほとんど変わりません。

しかし、保険料の設定が全く違います。

国民健康保険の場合、前年の所得などに応じて計算されるため、所得が大きい人ほど保険料が高くなります。

それに比べて、整容国保の場合は前年の所得とは関係なく、毎月の保険料が一律に決まっています。

美容室オーナーの場合、毎月の保険料は14,500円です。(勤務するスタッフの場合、毎月の保険料は11,500円。)

現在、国民健康保険に加入し、1か月あたり14,500円以上(年間174,000円以上)の保険料を支払っている美容室オーナーは、整容国保に切り替えることで保険料が安くなります。

なので、前年の所得が大きく保険料が高い方は、整容国保に切り替えることをおススメします。

大阪で美容室サロンを経営されている個人の美容室オーナーにとって、整容国保はかなり使い勝手の良い制度だといえます。国民健康保険料が高いと感じている方は、一度考えられてはいかがでしょうか。

こういった保険制度の加入手続き、スタッフの労務関係や給与計算などは専門家に任せ、店舗オーナーはサロン経営に専念し、サロンをどんどん繁盛させましょう。